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 蓼科の森で過ごす、気のおけない仲間との休日

クラスベッソ蓼科は、東急蓼科リゾート「もりぐらし」の一角にある、新しいスタイルのリゾート施設です。“森の別荘に泊まる”をコンセプトに、まるで暮らすような別荘ステイを体験いただけます。

敷地内に用意された4棟の宿泊ヴィラは1棟貸切スタイル。スタイリッシュなログハウス「HANDS LOG」、モダンでシックな大人な平屋「LIVE FREE」、ウッドデッキと土間の家「BARNS」、蓼科の自然を感じる解放的な平屋「ENGAGE」。
それぞれが違った表情を持ち、家族団らんから誕生会など様々な使い道で楽しんでいただくことができます。

Tさん(42歳)は東京在住の4人家族。蓼科での別荘ステイに興味があり、ご友人家族とあわせて大人4名・子供5名で2棟を借りるクラスベッソでの宿泊を体験いただきました。このレポートではBARNSで過ごされた様子をお届けします。

[ REPORT ] 蓼科の森で過ごす、気のおけない仲間との休日

今回、私たちが選んだ棟は広い土間とつながる広々とした空間が楽しめるBARNS。子供達ものびのびと楽しめる2つのリビングがあり、ウッドデッキがあるデザインが気に入りました。

玄関の扉を開けると、大きな窓から見える蓼科の景色、広い土間に続くダイニング&キッチン、そして2階へつながる吹き抜けの天井。どれもが開放感を演出してくれました。
土間には前から憧れていた薪ストーブ。スタッフからの丁寧な説明で、火入れや薪入れを体験することができました。「薪ストーブの扱いは大変」というイメージがありましたが、実際にやってみると思ったより難しくなく、これなら自分たちでも扱えそうで安心です。

大人もすっかり見入ってしまった薪ストーブですが、実は子供たちにも大人気でした。東京で暮らすマンションではオール電化ということもあり、火を目にすることがありません。揺らめく火を眺めているだけで飽きないなんて、すごいですよね。「自分たちがもし別荘を建てたら・・・」と、一気に別荘生活のイメージが膨らみました。この土間は、スキー板やアウトドア用品の手入れをする場所にも使えそうです。

ダイニングに続くキッチンもとても明るくみんなが集まりたくなるような、そんな雰囲気がありました。
キッチンにいながらダイニングやリビングの様子も見ることができ、隣の洗面にある洗濯機やお風呂の様子まで感じられて、家事がはかどりそうです。

また、2階にいた子供から声をかけられて気づいたのですが、吹き抜けでつながった2階のセカンドリビングの様子も1階から眺めることができました。1階にいながら2階の様子が見えるって安心ですよね。

子供たちはセカンドリビングを自分たちだけの基地としてすっかり気に入ったらしく、「大人は来ちゃだめ!」と子供だけの世界を楽しんでいるようでした。

クラスベッソ蓼科ではキッチンで料理を楽しむことができると聞いていたので、道中で色々な店に立ち寄り地元の食材を買ってきました。
その中でも野菜の直売所は楽しかったです。蓼科の野菜は色鮮やかで生命力に溢れている感じがしました。

せっかくの機会なので、夕飯は野菜をたっぷり使ったピザを子供たちと一緒に作ってみました。今は作り方も携帯でさっと調べられるので便利ですよね。ピザ生地なんて初めて作りました。入れ替わり立ち代り大人や子供がキッチンに入りましたが、作業をしていても余裕のある広さで、使いやすかったです。

ピザ生地が出来上がったら、具材を乗せる作業は子供たちにバトンタッチ。
これがまた楽しかったらしく、笑い声が絶えませんでした。

ピザの焼き上がりを知らせる音がオーブンから聞こえると、「待っていました!」とみんながオーブンに駆け寄りました。プリッとしたキノコや真っ赤なトマト、色鮮やかなほうれん草などを使ったピザは彩りも良く、生地はパリッと中はふっくらと焼けていました。友人一家が作ってくれた地元野菜をたっぷり使ったサラダのおかげで、またより一層食卓が賑やかになりました。

家族みんなで準備した夕飯はどれも本当に美味しかったです。どの野菜も都内で購入するものよりずっと新鮮でギュッと濃縮された甘みを持っていましたから、その野菜のおかげでしょうね。東京の自宅で同じピザが作れるかって聞かれたらたぶん無理だと思います。蓼科の野菜と蓼科の水が無ければこのピザは完成しませんでしたね。

夜が更けて子供たちが寝静まった後は、薪ストーブの火を眺めながらワインを片手に会話を楽しみました。いつもと同じ時間が流れているはずなのに、なぜかいつもよりずっとゆっくりと時間が流れている気がしました。

翌朝、コーヒー片手にウッドデッキへ自然に足が向いていました。蓼科の森に囲まれ、身が引き締まるような冷たい空気と温かいコーヒーのコントラストが心地よく、ただ外の景色を眺めていました。こういう何気ない時間が都会だと取れそうでなかなか取れません。環境がここまで私たちに余裕を与えてくれたのは驚きでした。

今回、クラスベッソに宿泊して、蓼科という場所がグッと身近になった気がします。子供たちの表情も生き生きとして、そういえば滞在中に兄弟げんかをすることもなかったです。家族みんながリラックスして過ごせたのかな、そう感じています。
蓼科、なんだかまた帰ってきたい、そんな気持ちになりました。
私にとっても、家族にとっても、ここ蓼科で大切な思い出ができました。次はクラスベッソ蓼科で連泊してみよう、そう家族と話しています。